研究課題/領域番号 |
16K17027
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
民事法学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
長野 史寛 京都大学, 法学研究科, 准教授 (60551463)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 損害論 / 差止め / 非財産損害 / 物損の慰謝料 / 民事法学 |
研究成果の概要 |
不法行為効果論における衡量問題につき、その一般理論構築のための手がかりを得るため、①物損における非財産損害賠償、②差止と損害賠償の2点につき検討を試みた。①については、ドイツ法およびオーストリア法での議論を参考に、物損において非財産損害の賠償を制約する要因がどのようなものか、そしてそれが及ばないのはどのような場合かを明らかにした。②については、差止めは損害賠償としての権利回復費用・保全費用と機能を同じくし、それゆえそれらと同様の制約が課されるというのが、差し当たりの結論である。
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