研究課題/領域番号 |
16K17029
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
民事法学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
コツィオール ガブリエーレ 京都大学, 法学研究科, 准教授 (10725302)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 信託 / 物権と債権の関係 / 価値追跡 / 民事法学 |
研究成果の概要 |
信託に関係する者それぞれの利益の具体的内実およびそれらの最適な調整のあり方を明らかにし、さらには物権法・債権法二分論の再考の手がかりとするため、いわゆる価値追跡理論を分析し、その信託にとっての意義および限界を明らかにした。これは、原権利者の権利に由来する価値が返還義務者の下に同一性を識別できる形で存在する場合、原権利者は優先的権利を有するという考え方であり、返還義務者倒産時における権利者の要保護性および第三者の利益との衡量によって基礎づけられる。これによって、信託における利益衡量や公示のあり方に関する手がかりを得た。
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