研究課題/領域番号 |
16K17081
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
平田 大祐 一橋大学, 社会科学高等研究院, 講師 (40754809)
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研究協力者 |
糟谷 祐介
友枝 健太郎
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 信念の異質性 / 組織の経済学 / マッチング / 最適契約 / 内的動機づけ / 最適組織構造 / 経済理論 |
研究成果の概要 |
本研究では構成員の間で信念・期待が異なるときに組織で起こり得る問題およびその解決方法の可能性について理論的な分析を行った.第一に内的な動機と外的な誘因の関係について分析を行い,信念に異質性がある場合に内的動機が弊害を引き起こすロジックを分析した.第二に正確な情報を引き出しつつ組織内のリソースを割り当てるルールの性質について分析を行った.第三にヒト同士をチームに分割する場合に求められる安定性の概念を定義・分析した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は理論研究であり現実の諸問題に即座に適用できる解決策を提示するものではないが,(経済学の)既存研究では捨象されてきた組織内の問題とその解決の可能性を分析した.従って既存の経済理論の蓄積と組み合わせることで,より複合的・総合的に現実の問題を分析・解決する視点を提供する点に意義があると考えられる.
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