研究課題/領域番号 |
16K17169
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
中村 友哉 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(総合グローバル), 講師 (20618128)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | イノベーション / 技術経営 / 価値創造 |
研究成果の概要 |
本研究は消費者が行う新たな機能面の価値創造を分析対象にしたうえで、その類型化を行った。特にここでは時間軸の異なる長期・短期の価値創造が見られた。さらにそれら消費者による価値創造のプロセスのモデル化を目指し、プロセス中に重要となる要因やそれらの因果関係について検討する中で、消費者による新たな使用方法をめぐるコミュニティの形成を確認できた。最後に、企業側がどのようにこうした消費者側の価値創造を自社の製品開発に取り入れることができるかについて検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的な意義及び社会的意義として、研究蓄積の少ない消費者の使用段階における新たな機能面の価値創造過程をイノベーションの視点から分析した点にある。 さらに、消費者側と企業側の視点を融合させ、消費者の開発の動態的なプロセスをモデル化することで企業側がそのプロセスへどのように介入すればよいかについての実践的な示唆を提示した。
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