研究課題/領域番号 |
16K17175
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 青森中央学院大学 |
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 解剖学的視点 / 資源単位の細分化 / 多様な文脈での再確認・評価 / 資源間関係の視点 / 制約の源泉とならない構成要素の強化 / 複数資源を横断した構成要素間の組み合わせ / 多様な文脈での再認識・評価 / 非相互的関係 / 相互的関係 / 非相互的関係と相互的関係 / 資源間関係 / 社会企業活動 / ブリコラージュ的な過程 / 資源制約 / 理論構築 / 資源間関係論 / ブリコラジュー的な過程 / 資源的制約 |
研究成果の概要 |
社会的課題の解決に取り組む社会企業活動は、資源制約の中で、手元にある資源そのものを更に細分化し、複数の文脈からそれらの構成要素を再評価していくことにより、これまでの資源単位に基づけば丸ごと無価値と判断される資源の内部にも、直接的に制約の源泉とならない構成要素を見だすことができる。その構成要素を強化することにより資源を創造・強化していく。 また、制約の源泉となる構成要素を他資源の構成要素と結合させることで代替・補完するという資源間関係の形成を通じて資源制約の克服の道を切り開くことができる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
資源を様々な構成要素に細分化し、構成要素を強化し、他資源の構成要素と結合させることによりその資源を強化していく理論は、資源自体の価値が認識されるプロセスを明示的に取り扱ってこなかったという既存研究の限界を補い、既存研究に対して補完的な理論、学術的意義がある。そして、資源制約状況や逆境において社会的課題の解決を目指す社会企業家活動における資源の創造、動員、強化をより効果的に促進していくための実践的含意、社会的意義もある。 これらの理論は、実際に教育現場、人間関係の構築や道徳教育において不利だと思われる状況への対応にも応用できる。
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