研究課題/領域番号 |
16K17183
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
古川 千歳 愛知大学, 経営学部, 准教授 (40632857)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 中小企業 / 海外展開 / 地域連携 / 信頼 / 学習 / 小規模企業 / ネットワーク / 情報共有 / 日本の中小企業 / 海外展示会 / ネットワーク分析 / 地域連携出展 / 国際展示会・見本市 / 香港 / 地域団体 / 国際展示会 / 地域連携プロジェクト / 国際経営 / プロジェクト |
研究成果の概要 |
本研究の結果、地域連携プロジェクトによって小規模企業を含む中小企業の海外展開が活性化されていることが明らかになった。本研究の対象である地域連携プロジェクトに携わった中小企業は、海外で開催される国際的な展示会を有効活用し、同じ地域出身の中小企業や組織・団体と信頼関係を構築し、さらなる海外展開に関する情報共有を行っていることが示された。また、地域連携プロジェクトにかかわる地域組織・団体は、プロジェクトの中心的な役割を果たし、情報共有のみならず海外展開への補助金や海外展開に携わる人的資源に対する支援を行っていた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の食品製造業で同じ地域の中小企業と地域支援団体と海外で行われる国際食品展示会への共同出展する地域連携プロジェクトを対象に調査し、ネットワーク分析を行ったことは学術的に意義がある。そして、その地域連携プロジェクトが中小企業の国際展開における情報収集を行う場として活用されてることを明示したことは社会的な意義がある。さらに、本研究の理論的研究の結果によって、地域内の中小企業間のネットワーク、学習、および信頼形成が将来的な中小企業の国際展開のプロセスに影響を及ぼす可能性を明らかにしたことは、学術的意義を示唆している。
|