研究課題/領域番号 |
16K17190
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 日本大学 (2018-2019) 日本経済大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
中川 充 日本大学, 商学部, 准教授 (90638412)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | グローバル・イノベーション / 実行プロセス / 海外子会社 / 知識移転・共有 / 新興国市場 / 経営学 / 国際経営 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本企業の海外子会社を対象として、グローバル・イノベーションの実行プロセスについて分析を行った。先行研究を広範にレビューし分析のフレームを設定したうえで、ヒアリング調査から得られたデータを用いて比較事例分析を行った。 分析結果は、グローバル・イノベーションを実行するためには知識の移転・共有に関するマネジメントが重要であることを示唆していた。(1)知識の移転・共有がグローバル・イノベーション実行の促進要因となる一方で抑制要因にもなり得ること、(2)技術・市場・管理といった知識の種類や海外子会社の設立からの経過年数により、グローバルイノベーションに与える影響が異なることが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的な意義は、海外子会社への知識マネジメントが与える影響を中心に、グローバル・イノベーションの実行プロセスを明らかにした点である。 社会的意義としては、グローバル競争がますます激しくなる今日において、多くの企業にとって重要な経営課題となるグローバル・イノベーションを促進するマネジメントの在り方を提示した点があげられる。
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