研究課題/領域番号 |
16K17193
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 早稲田大学 (2017-2018) 政策研究大学院大学 (2016) |
研究代表者 |
牧 兼充 早稲田大学, 商学学術院(経営管理研究科), 准教授 (60348852)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | スターサイエンティスト / 大学発ベンチャー / 発明者 / 関与 / SBIR / ベンチャーキャピタル / 製品出荷 / ベンチャー・キャピタル / 大学発ベンチャー企業 / 成功要因 / 経営学 / ベンチャー / 大学 / 成功 |
研究成果の概要 |
本研究はべンチャー企業の成長に応じたステージ別のモデルを導入することにより大学発ベンチャーの成功における発明者の関与メカニズムを検証した。分析の結果発明者と非発明者の混合チーム及び非発明者のみのチームは発明者のみのチームよりイグジットの確率及び生存率に正の影響があることが分かった。更に混合チームの二つの成功指標への影響は二つの異なるメカニズムがあることが明らかになった。生存率の向上においては発明者と非発明者の混合チームはSBIR補助金の獲得及びベンチャーキャピタルからの投資が媒介変数の役割を担う。一方でイグジットの確率の向上においてはベンチャーキャピタルからの投資のみが媒介変数を担っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の主要な成果は現在査読付き学会誌にて審査中であり結果によっては引き続き修正をする必要がある。また本研究の一部から派生した研究については現在海外の共同研究者と共に分析及び成果のとりまとめを行っており近日中の査読付きジャーナルへの投稿を目指している。本研究を発展させる形で新たな科研費「カリフォルニア大学発ベンチャー企業におけるスター・サイエンティストの役割の研究 (18K12859)」を獲得した。この研究において整備したデータセットについては引き続き今後の多様な研究に活用していく予定である。 その他、SciREX事業のコア・カリキュラムにテキストの執筆を始め研究成果の社会還元に務めている。
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