研究課題/領域番号 |
16K17201
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
金 昌柱 立命館大学, 経営学部, 教授 (40580501)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 革新的仕入活動 / 小売バイヤー / 部門間関係 / 企業間関係 / 企業成果 / 管理様式 / 革新性 / 革新的仕入行動 / 組織設計 / 小売バイヤーの革新性 / 小売成果 / マーチャンダイジング / 共同仕入れ機構 / 情報 / 仕入先管理 / 流通・ロジスティックス |
研究成果の概要 |
本研究では、従来の小売企業研究やチャネル理論の問題領域においてバイヤー革新性の理論的・実践的課題に焦点を合わせ、バイヤー革新性が(アウトカムベースや行動ベースなどの)管理様式および(商品部と店舗部間におけるマーチャンダイジング権限の配置、コミュニケーション、協調、コンフリクトなどの)内部組織の管理問題と(パワー・依存、協調、適応的販売、仕入先多様化などの)仕入先企業への関係管理という企業間関係から相互に規定され、この規定関係が競争力や財務成果などの企業成果を導くという組織行動と企業間関係の両局面に関わる研究課題を解決した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
バイヤーの革新的仕入行動の課題を、バイヤー育成と管理、仕入部門と販売部門の連携など、小売企業の内部組織と仕入先との関係管理という企業間関係の両局面の管理問題から解決することは、本研究の学術的特色の一つであり、従来の小売企業研究やチャネル研究の発展に寄与することが期待される。また、バイヤーの管理様式という小売企業の内部組織的要素と関連付けて研究を行う意義として、どのような管理様式を設計するかによって①部門内・間の連携による情報共有や知識管理と②仕入先企業への関係管理が規定されるという問題を考察することができるという点において、組織論の視点や研究蓄積を取り入れた学際的研究としての独自性がある。
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