研究課題/領域番号 |
16K17202
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
西本 章宏 関西学院大学, 商学部, 准教授 (10613185)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 市場創造 / 脱コモディティ化 / メガマーケティング / 新製品 / ネオ制度派組織論 / コモディティ化 / 市場創造戦略 / 消費者行動分析 |
研究成果の概要 |
本研究では、3つの消費者行動研究の知見に着目し、消費者行動研究の視点から脱コモディティ化のための市場創造戦略を多面的な実証分析によって提示することができた。 第1の実証研究では、消費者の「ブランド知識」に着目した市場創造戦略を提示した。第2の実証研究では、消費者の「ブランド選択行動」に着目したことに加えて、「ブランド知識」が消費者の「ブランド選択行動」に及ぼす影響についても明らかにし、それら研究成果をもとに新たな市場創造戦略を提示した。そして、第3の実証研究では、消費者の「社会的認知」に着目した市場創造戦略を提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、市場創造研究に新たな視座をもたらした「メガマーケティング」という理論を日本の事例に適用させた最初の取り組みであると同時に、実証分析にまで踏み込んだ研究としては、国際的な研究成果を俯瞰しても稀有なものであり、市場創造研究に計量的な知見を与えることができたことである。 本研究の社会的意義は、コモディティ化の蔓延化に直面している企業やマーケターにとって、過去の市場創造の成功知見だけでなく、どのような取り組みをすれば脱コモディティ化のための市場創造戦略を構築することができるのかについて、その処方箋を提供できたことである。
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