研究課題/領域番号 |
16K17210
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
会計学
|
研究機関 | 北海学園大学 |
研究代表者 |
関谷 浩行 北海学園大学, 経営学部, 准教授 (50734505)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | インタンジブルズ / イノベーション / サービス業 / 病院 / 医療 / 管理会計 / マネジメント・コントロール / 経営戦略 |
研究成果の概要 |
本研究ではマネジメントコントロール・システムの視点から,経営戦略の違いによってインタンジブルズが組織業績にどのような影響を及ぼすのかを検証した。その結果,探索型企業は,レピュテーションが企業価値に与える影響は小さいこと,また,新たな市場の開拓を目指す傾向にあることが示唆された。一方,防衛型企業ではイノベーションは企業価値に与える影響は小さいこと,また,既存の市場・顧客を維持するためにレピュテーションを重視する傾向にあることが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マネジメントコントロール・システム(MCSs)は,設計者の意図したように機能するとは限らない。MCSsの機能はそれぞれの現場でMCSsがどのように利用されるかにも左右される。本研究では,インタンジブルズを測定して管理するためには,経営戦略のタイプも考慮することで組織業績に与える影響が異なることが示唆された。本発見事項は,理論的にも実務的にも意義深い。
|