研究課題/領域番号 |
16K17212
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
平屋 伸洋 明治大学, 経営学部, 専任講師 (50715224)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 会計学 / 資本コスト / 利益マネジメント / 利益調整 / 企業価値評価 / 裁量的会計行動 / 報告利益管理 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,資本コストをベンチマークとした利益マネジメントについて包括的に分析することである。企業は資本コストを上回るリターンを獲得しないかぎり持続的成長や企業価値の向上を望めないとされる。そのため,経営者はリターンから資本コストを差し引いたスプレッドをプラスにする利益マネジメントを行うのではないかと予想した。 分析の結果,スプレッドのヒストグラムのゼロ付近において,ゼロを上回る区間の頻度がゼロを下回る区間の頻度と比べて非常に多いという不規則なゆがみの形状を確認することができた。このことから,経営者は利益マネジメントによって資本コストというベンチマークを達成していると解釈される。
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