研究課題/領域番号 |
16K17224
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 上智大学 (2019) 北海道大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
ホメリヒ カローラ 上智大学, 総合人間科学部, 准教授 (60770302)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Subjective well-being / Quality of life / Relative deprivation / International comparison / Method-mix / Subjective Well-being / Quality of Life / International Comparison / Relative Deprivation / Method-Mix / 福祉社会学 |
研究成果の概要 |
本研究では客観的ウェルビーイングと主観的ウェルビーイング(SWB)の相互関係が①文化的脈絡と②ライフステージによって異なるのかを検討した。①を明らかにするために日本、ドイツ、アメリカのウエブ調査を実施した。その結果、主観的社会地位はドイツやアメリカよりも日本のSWBに強い影響を与えることが分かった。 ②では混合研究法を用いた。日本の量的調査の結果からSWBの決定要因は年齢層によって異なることが明らかになった。また57名の20代の若者を対象とした質的調査からは2010年代末の日本の若者は、自分達の生活への期待を日本社会における比較的不平等かつ不安定な社会的現実に適応させていたという知見が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Results imply that determinants of SWB are not universal but are impacted on by (a) cultural context, (b) life stage, and (c) social reality of a given society. For policy makers this means that policies need to be carefully coined to positively affect the well-being of certain populations.
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