研究課題/領域番号 |
16K17275
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
小野内 智子 東洋大学, ライフデザイン学部, 助教 (90635533)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 介護職員 / ワーク・エンゲイジメント / 介護肯定感 / 勤務継続 / 特別養護老人ホーム / 老人保健施設 / 社会福祉関係 |
研究成果の概要 |
研究目的は、介護職員がいきいきと働くためにはどのような要因が必要か、介護職員がポジティブに仕事をするための示唆を得ることである。3年以上勤務している介護職員に質問紙調査、インタビュー調査を行った。結果、ワーク・エンゲイジメントの高い介護職員は、今の職場環境を肯定的に捉えることができ、仕事の負担感もエネルギーに変えて、働くことができていることが分かった。職場環境認識がワーク・エンゲイジメントを高め、介護肯定感も高める方向に働くことが示された。職場環境認識が勤務継続意向への影響が大きいことが明らかとなった。仕事の負担感の認識をどのような方策で低減できるかということが重要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
介護職員の6割が3年未満に離職している一方で、勤務継続している介護職員の存在がある。本研究の3年以上勤務している介護職員の質問紙調査結果は、勤務継続意向を向上するために必要な観点を検討する示唆が得られたと考える。
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