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生活保護と生活困窮者支援の歴史と現在:地方自治体に焦点をあてた政策実施過程分析

研究課題

研究課題/領域番号 16K17276
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 社会福祉学
研究機関日本女子大学

研究代表者

岩永 理恵  日本女子大学, 人間社会学部, 准教授 (60438166)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード貧困 / 生活保護 / 行政 / 政策過程 / 福祉事務所 / ケースワーカー / 生活困窮者自立支援 / 住宅支援 / 生活困窮者 / 支援 / ケース記録 / 生活困窮 / 公的扶助 / ケースワーク
研究成果の概要

本研究により、生活保護及び生活困窮者支援の政策実施過程について、次の点を明らかにした。1)日本の社会福祉の実施体制・福祉事務所について、専門性に加え行政的水準を問うことが重要。2)1)を検討するために必要な資料が、公文書館等に十分には残されていないこと。3)入手できた資料、たとえばケース記録についても、資料的限界は大きいが、このことは逆説的に、生活保護行政の特徴を明らかにしていること。4)生活困窮者支援支援制度、子どもの貧困対策、住宅支援といった「新たな」貧困政策分野の展開。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究計画を実施している間、国政において、公文書のあり方が大きな問題になったが、本研究を実施した経験からも、その問題を指摘せざるを得ない。研究を進める大前提として、公文書が適正に保存されることが不可欠であり、そこに史資料を使用する研究者も関わる必要がある。本研究のテーマである生活保護及び生活困窮者支援の政策は、市民生活の生命に直結する課題であり、その問題の歴史と現在について明らかにすることは、学術的・社会的意義がある。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (11件)

すべて 2020 2019 2018 2017 2016

すべて 雑誌論文 (8件) (うち謝辞記載あり 2件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 座談会 子どもの貧困対策の動向と大綱の改正をめぐって2020

    • 著者名/発表者名
      岩永理恵/末富芳/萩原久美子/宮本みち子
    • 雑誌名

      貧困研究

      巻: 24 ページ: 52-67

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [雑誌論文] 生活保護・生活困窮者支援におけるソーシャルワーカーの実践と「非対称性」の課題2019

    • 著者名/発表者名
      岩永理恵
    • 雑誌名

      ソーシャルワーク実践研究 : ソーシャルワークの実践と理論の総合誌

      巻: 10 ページ: 15-23

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [雑誌論文] 変動する住宅政策・生活困窮者対策における住宅支援2019

    • 著者名/発表者名
      岩永理恵
    • 雑誌名

      社会福祉

      巻: 59 ページ: 28-34

    • NAID

      120006635740

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 生活保護と子どもの貧困対策 : 生活保護基準部会の議論からの考察2018

    • 著者名/発表者名
      岩永理恵
    • 雑誌名

      貧困研究

      巻: 20 ページ: 65-77

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [雑誌論文] MDSO/MSDOによる生活保護廃止世帯ケース記録分析2018

    • 著者名/発表者名
      岩永理恵
    • 雑誌名

      社会福祉

      巻: 58 ページ: 27-39

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 「非日常」と「日常」をつなぐ普遍的な住宅政策を : 東日本大震災、阪神・淡路大震災、生活保護から考える (特集 住宅保障 : 貧困の拡大をくいとめるために)2017

    • 著者名/発表者名
      岩永理恵
    • 雑誌名

      世界

      巻: 897 ページ: 211-218

    • NAID

      40021208462

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 生活保護・貧困問題とソーシャルワーク-貧困・社会的排除に立ち向かうソーシャルワーカーへの期待-2017

    • 著者名/発表者名
      岩永理恵
    • 雑誌名

      ソーシャルワーク実践研究

      巻: 5 ページ: 2-11

    • NAID

      40021173348

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 地方自治体に着目した生活保護制度の分析2017

    • 著者名/発表者名
      岩永理恵
    • 雑誌名

      社会福祉

      巻: 57

    • NAID

      120006307351

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 謝辞記載あり
  • [学会発表] 生活保護における子どもと保護基準 -最近の基準部会・母子加算をめぐる議論を踏まえて-2017

    • 著者名/発表者名
      岩永理恵
    • 学会等名
      貧困研究会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 地方自治体に着目した生活保護制度の分析2016

    • 著者名/発表者名
      岩永理恵
    • 学会等名
      社会政策学会
    • 発表場所
      明治大学
    • 年月日
      2016-06-26
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [図書] 検証・新しいセーフティネット2019

    • 著者名/発表者名
      駒村 康平、田中 聡一郎
    • 総ページ数
      264
    • 出版者
      新泉社
    • ISBN
      4787719076
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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