研究課題/領域番号 |
16K17289
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
藤 桂 筑波大学, 人間系, 准教授 (50581584)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | インターネット / 感情 / 社会的共有 / 仮想現実 / ソーシャルメディア / ヴァーチャル・リアリティ / 社会系心理学 / インターネット高度化 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,近年の各種メディアの急速な発展を背景として,ソーシャルメディア上で行われる感情体験の共有(メディア上への感情の拡張),および,ヴァーチャル・リアリティ空間上で生じるリアルな身体感覚の発生(メディア上への身体の拡張)がもたらす心理的影響について検討した。 調査の結果からは,ネガティブな感情体験がソーシャルメディア上において共有されることによって,ネガティブ感情は低減していくよりもむしろ,維持・増大され得ることが示された。また実験の結果からは,ヴァーチャルな空間での刺激提示や空間移動体験は,実際の身体への感覚をもたらしつつ,さらに我々の認知的処理にも影響を及ぼす可能性が示された。
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