研究課題/領域番号 |
16K17309
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
鈴木 俊太郎 信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (10548233)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | いじめ / 予防教育 / 心理教育 / ブリーフセラピー / ポジティビティ / いじめ予防 / EFBT / 予防的援助 / 臨床心理学 / 情動焦点型ブリーフセラピー |
研究実績の概要 |
本研究期間内における研究成果としては、①国内外のいじめ研究に関する動向のレビュー研究、②臨床心理学でエビデンスが挙げられている技術を利用した心理教育コンテンツの開発、③②コンテンツの実施者に対する指導方法の構築、④これらコンテンツのエビデンスに関する効果測定研究、以上4つの点が挙げられる。 ①については、初年度を中心に、国内外の学術論文・文献を94点検討対象として、主にいじめ予防について実際に効果を上げている取り組みや効果測定未実施ではあるが検討の余地がある技術・知見についてまとめを行った。これをベースとし、②において、認知行動療法(以下、CBT)およびソリューション・フォーカスト・ブリーフセラピー(以下、SFBT)を援用した対人コミュニケーションに関する心理教育教材、コンテンツ開発を行った。コンテンツは授業形態の中で授業者と協力者によるロールプレイや映像教材を視聴し、その後クラス内での児童生徒同士のロールプレイを行うという流れで構築されている。③については、これらコンテンツの実施者について、同水準での成果を出すための教授法を考案した。これについては、研究期間内で明確なエビデンスを示すことができず、継続的な課題となっている。さらに④は、実際の小中学校で年間を通して授業実施による効果測定を行う必要があったが、こちらも研究期間内での実施が難しかったため、継続課題として残ることとなった。 以上、4つの成果を今後まとめ、学術論文等での発表により成果発表を進めていくこととする。
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