研究課題/領域番号 |
16K17313
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 名古屋大学 (2018-2019) 九州大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
山形 伸二 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 准教授 (60625193)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 論証リテラシー / 批判的思考力 / 批判的思考 / 論理的思考 / 教育系心理学 |
研究実績の概要 |
論証の論理構成を評価する能力は、現代社会にあふれる様々な言説を良き市民として適切に考慮し、自他の主張の根拠・前提を客観的に把握し、生産的なコミュニケーションを可能にするための必須のスキル(知的インフラ)であり、特に高等教育が涵養すべき能力として極めて重要である。本研究は、論証を扱う能力の個人差(=論証リテラシー)について定量的に測定し、その教育手法について検討を行ったものである。 文献レビュー、研究協力者とのディスカッションに基づき、反論の要素を含めた双方向的論証に関するリテラシーを測定するテスト項目の開発を行った。調査データに基づき、反論の要素を含めた論証リテラシーの測定に関する課題を明らかにするとともに、議論への開かれた態度・指向性を測定することの重要性を明らかにした。 また、初年次における議論教育の効果について、無作為配置を伴うフィールド実験による検討を行った。とりわけ「構造的討論」と呼ばれる手法について、その論証リテラシーおよび議論への指向性に与える教育効果を検討した。 最終年度は、ウェブ調査の実施により論証リテラシーを測定するテストの改善を計画していたが、年度初頭に生じた研究代表者の健康上の理由により研究の実施が困難となったため、やむなく研究課題を廃止とし、年度初頭に購入した少額物品以外研究費の支出を行わなかった。今後、最終年度以前に得られたデータを基にした研究発表により、研究成果を学界・社会に還元していく予定である。
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