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感情への気づきを促す児童用言語表現教育プログラムの開発:国語教育との融合

研究課題

研究課題/領域番号 16K17318
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 教育心理学
研究機関宮城学院女子大学 (2018)
立正大学 (2016-2017)

研究代表者

遠藤 寛子  宮城学院女子大学, 学生相談・特別支援センター, 准教授 (30364425)

研究協力者 山本 晃  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード感情 / 予防教育 / 小学生 / 言語化 / 聾学校 / 児童 / 聴覚障害 / 社会系心理学 / 自己表現
研究成果の概要

我々は、心理学と国語教育を融合した小学生および聾学校版感情教育プログラムを開発し、その効果を検討した。本プログラムは感情への気づきを深める3要素、つまり、身体の変化への注意、感情のイメージ、感情の強度から構成される。教育プログラムの効果を検討した結果、自己理解や他者理解、そしてコミュニケーションスキルの獲得とともに語彙力の向上が促された。さらに、本プログラムを継続して行うことが有益である可能性が示された。したがって、本プログラムの実践がいじめ阻止への予防的示唆になりうる可能性が示唆され、今後は、学校現場で活用しやすいプログラムを検討していく必要が議論された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

心理学を専門とする大学教員と現職教員のコラボレーションのもと、心理学と国語教育を融合した感情への気づきを促すという授業プログラムが検討された。本プログラムは感情への気づきを深める3要素、つまり、身体の変化への注意、感情のイメージ、感情の強度への注意から成る。自己理解や他者理解、そしてコミュニケーションスキルの獲得とともに語彙力の向上が促されたことから、感情教育の新たな実践例・モデルケースを提案することが可能である。また、将来の国語教育や道徳教育の発展に貢献できる可能性もあり、今後、さらに現場に活用しやすくするために授業案を洗練させていく必要がある。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 感情への気づきを促す教育プログラムの効果―伝える力の促進―2018

    • 著者名/発表者名
      山本晃・遠藤寛子
    • 学会等名
      第 62 回日本読書学会大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 感情への気づきを促す心理教育プログラムの試み2017

    • 著者名/発表者名
      遠藤寛子・山本晃・鬼頭昌也
    • 学会等名
      日本教育心理学会第59回総会
    • 発表場所
      名古屋国際会議場
    • 年月日
      2017-10-07
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 感情への気づきを促す心理教育プログラムの試み-小学生を対象として-2017

    • 著者名/発表者名
      遠藤寛子・山本晃・鬼頭昌也
    • 学会等名
      日本教育心理学会第59回総会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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