研究課題/領域番号 |
16K17332
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
河村 葵 滋賀医科大学, 医学部, 医員 (40772934)
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研究協力者 |
山田 尚登
栗山 健一
下寺 信次
稲垣 貴彦
吉村 篤
藤井 彰夫
松田 有史
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 月経前症候群 / 月経前不快気分障害 / 再燃 / 感情表出 / 家族心理教育 / DSR / 再発予防 / 家族の感情表出 / Penn DSR 日本語版 / PMS / PMDD |
研究成果の概要 |
本研究は、月経前症候群(PMS) / 月経前不快気分障害(PMDD)患者の再発予防における家族心理教育の有効性を調べることを目的としていた。PMS/PMDDは専門家間においても疾病認知度が低く、その診断及び治療介入の必要性は日本の臨床現場で重要視されつつあるものの、未だ国内でコンセンサスが得られたPMS/PMDDの症状評価ツールはない。本研究を進めるにあたり、信頼性・妥当性の高い症状評価ツールを用いることはデータの質の担保の観点から必須であることから、国際的に頻用されており、高い信頼性・妥当性を有するツールであるPenn Daily Symptom Report(DSR)の日本語翻訳を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を推進する過程で作成した日本語版症状評価ツールはPMS/PMDD診断の精度向上だけでなく、国内のPMS/PMDD研究の活性化に大きく貢献できるものと期待される。また、PMS/PMDD患者のリクルートの困難さの主要因でもある疾病認知度の低さに対し、当施設内での啓蒙活動に留まらず、国内外の雑誌に寄稿し、疾病認知度向上に貢献した。
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