研究課題/領域番号 |
16K17371
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 兵庫教育大学 (2017-2022) 弘前大学 (2016) |
研究代表者 |
飯野 祐樹 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (10633612)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 幼保小の接続 / アプローチ・カリキュラム / ニュージーランド / 地域資源 / 児童館 / 接続期のカリキュラム / 5歳児就学 / 移行期 / 就学システム / 個別就学 / 集団就学 / 接続期 / カリキュラム / 記録 / 評価 / 児童センター / 接続カリキュラム / 移行システム / 幼保小連携 / New Entrance Class / 児童クラブ |
研究成果の概要 |
本研究は幼児教育から学齢期以降の教育への接続を目的に作成される「アプローチ・カリキュラム」に着目し、その実施内容、及び、実施方法について、日本とニュージーランドでの実地調査を基に検討を進めた。それにより、ニュージーランドでは段階を追った接続のプロセスが構築されていること、日本においては地域資源としての児童館の活用が「アプローチ・カリキュラム」の作成において新たな展開に繋がることが示唆された。本研究で得られた知見より、「アプローチ・カリキュラム」の作成においては、構造面の質に加え、関係者間の認識の質を両翼として一体的に捉えていくことの必要性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は「アプローチ・カリキュラム」の作成において課題の1つに挙げられる「スタート・カリキュラム」との接続において、幼児教育と学齢期以降の教育との直接的な接続ではなく、それらを外側から間接的に結びつける地域資源としての児童館の役割に着目し検討を行った点に独自性がある。また、「アプローチ・カリキュラム」の新たな展開過程についてニュージーランドでの実践を基に内容面から情報を提供できた点に社会的意義がある。
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