研究課題/領域番号 |
16K17390
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
藤田 雄飛 九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (90580738)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 科学的実践 / 教育環境 / 人間と環境 / 日常的な教育実践 / 科学的知 / 教育 / 人間諸科学的知 / 環世界 / 教育的価値 / 環境 / ノルマリザシオン / 科学 / 監獄の誕生 / 教育科学 / 子どもの医学 |
研究成果の概要 |
本研究は、教育に関わる科学的な実践の範囲を日常的な実践の領域まで拡張するための理論的なモデルを提示することを目指したものである。科学者や研究者による真理の発見を実験室に閉じたり、科学者共同体に閉じたりすることなく、知を活用していく人々の日常的な諸実践にも開いていくことが本研究の目的である。 また、研究では人間を環境の内部に埋め込まれた存在としてではなく、環境との相互的な関係性のなかで生きる存在として捉える理論枠組みを示す。新しい技術の導入によって教育の場はまさに科学的技術的な実践の場として組み替えられたが、環境の変化を一方向的にではなく、そこに生きる人間と環境との相互的な変化として捉える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は教育に関わる科学的知と実践との関係性を組み直すところに社会的意義を持つと言える。従来の図式では科学的知の実践への援用・適用というかたちで描かれてきた両者の関係を一体的に捉える可能性について検討を行った。
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