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財政困難下の米国大学における学生支援職の変化と戦略に関する理論的・実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K17425
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 教育社会学
研究機関玉川大学

研究代表者

小島 佐恵子  玉川大学, 教育学部, 准教授 (40434196)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード高等教育 / 財政困難 / 学生支援 / アメリカ / 財政難 / 米国 / 大学職員 / 州財政 / 理論
研究成果の概要

本研究は、近年の財政状況が厳しい州立大学に焦点を当て、正課外教育に携わる学生支援職や学生支援の内容がどのように変化しているのかをウェブ上の各大学の資料およびthe Integrate Postsecondary Education Data System(IPEDS)のデータとインタビュー調査から明らかにした。データ上では、各大学の総支出における学生支援支出が中には半分以上削られている大学もあった。施設やサービスについて効率性を考慮し、削減することがなされていた。一方で、正課を支える学修支援やキャリア・カウンセリングなどの支援は充実される傾向にあった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

学術的意義は、第一に、大学全体の財政や経営との関連において、データに基づき学生支援職の位置づけを検討したことである。第二に、高等教育界において増加する新興専門職の一例として、財政困難下にどのような戦略に迫られるのかを明らかにしたことで、今後の新興専門職研究への基礎的知見の提示ができたことである。そして、社会的意義は、公的補助が大きい大学が財政困難下に置かれたときに、学生のために何を優先し、何に見切りをつけるのか。その現状や評価の方法について知見を得ることができた点である。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 米国大学における財政困難とその学内への影響 ―学生支援職を例に―2017

    • 著者名/発表者名
      小島佐恵子
    • 学会等名
      第29回アメリカ教育学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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