研究課題/領域番号 |
16K17426
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
花田 真吾 東洋大学, 国際学部, 准教授 (00635865)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 国際教育 / 国境を越える教育 / 大学の国際化 / 教育交流 / 知識交流 / 知識外交 / 教育外交 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、知識交流における海外現地校の機能について調査することである。文献調査、ヒアリング調査を通じて、海外現地校を設置する大学、派遣及びホスト国の国際教育政策、海外現地校で学ぶ学生の視点からみた知識交流の現状と課題について考察した。また、その効果に関する実証研究をより一層蓄積して、教育現場である大学や政策立案者に研究成果を提唱していく必要性を踏まえて、その一助となるべく、国際学術論文や国際学会での発表、共著書籍などを通じて研究発信を国内外におこなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今日の社会は知識基盤社会と呼ばれ、知を巡る国際競争は様々な学問分野で研究が進められてきた。その一方で、教育における協力・協働に焦点をおいた知を巡る国際交流に関する実証研究は相対的に多くない現状を踏まえ、高等教育交流の中でも近年急激な拡大がみられている高等教育機関・プログラムの国際移動の効果を分析することに着目した。ユネスコ統計局によると、世界の留学生数は1997年の約195万人から2017年には約500万人にまで増加しており、高等教育交流の効果を分析する社会的・学術的意義は高いと考えられる。
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