研究課題/領域番号 |
16K17440
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 筑波大学 (2018) 愛知教育大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
遠藤 優介 筑波大学, 人間系, 助教 (80759051)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | コンピテンシー / 科学カリキュラム / ドイツ / 教育学 / 教科教育 / 科学教育 / カリキュラム |
研究成果の概要 |
本研究では、ドイツにおけるコンピテンシー指向の科学カリキュラム編成の構造的解明を目指し、各州で具現化された科学カリキュラムについて、目的・目標設定及び内容構成を中心に分析し、特質の一端を解明した。また、カリキュラム編成の理論的基盤と目されるコンピテンシーモデルについて、現存する科学系教科のモデルを整理・分析し、それらを開発する際に考慮すべき視点を明らかにした。それらを踏まえながら、コンピテンシー指向の科学カリキュラム編成の基本原理について検討、考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コンピテンシー指向の科学カリキュラム編成が世界的にも広まりを見せる中、本研究の成果はそうしたカリキュラム編成の在り方に、多くの示唆を提供し得るものである。特に、わが国の今次学習指導要領改訂にも資質・能力ベースの方向性が映し出され、教科の目的・目標設定や内容構成をめぐるさらなる議論が求められるところであり、本研究の成果はそれら議論をさらに活性化させ、充実させることに寄与するものと考えられる。
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