研究課題/領域番号 |
16K17448
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
|
研究機関 | 島根県立大学 (2019) 島根県立大学短期大学部 (2018) 広島大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
中井 悠加 島根県立大学, 人間文化学部, 講師 (40710736)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 詩創作 / 日英共同開発 / 国際比較 / 評価 / 日英比較 / 国語教育 / リテラシー / 比較国語教育 / 日英 / ワークショップ / 詩創作指導 / リテラシー教育 / 国際社会 / 詩教育 / 比較教育 |
研究成果の概要 |
本研究では、言語を超えて詩創作教育学を構築するために、①文献調査②リテラシー教育の国際化の可能性探究③日英共同による詩創作指導開発の3つの柱から検討を行った。文献調査ではおよびリテラシー教育の国際比較では、日本人学習者の閉じた感覚を開くことにつながる可能性を見いだし、複数言語間の詩教育実践開発に向けた手がかりを得た。 日英共同による詩創作実践開発では、国際セミナー・ワークショップを開催し、①自分の言葉表現に自覚的になること②発想の訓練によるアイディアの言語化③当事者意識・自立性の高まり④条件下での自由の行使による創造的リスク・テイキング、という日英の視点をつなぐキーワードを得た。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では国際比較の視点から調査を進めた。詩創作指導についてはすでに国内の国語科教育研究において多く取り組まれているが、これまで国際比較の視点から取り組まれたものは少ない。詩を使用して子どもたちのリテラシーを国際的な視点から高めようとしてきたことで、第一言語の教育として日本の国語教育学の立場から世界に発信し、交流基盤を構築することができた。 この国際化時代において,日英それぞれの国・単一言語の学びにとどまらない包括的な言語学習のあり方を考え、また実践的な交流を含めた日英比較国語教育研究の新しい第一歩を踏み出す可能性を持つ詩創作教育学研究として意義がある。
|