研究課題/領域番号 |
16K17449
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 鳥取短期大学 |
研究代表者 |
前田 舞子 鳥取短期大学, その他部局等, 助教 (60758126)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 芸術教育 / 美的経験 / 教育評価 / 学習成果 / 表現 / 美的表現 / 音楽科 / 教授‐学習過程 / 学習成果の可視化 / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究では、芸術教育の成果の捉え難さを明らかにするために、芸術教育の評価の前提に着目した。芸術教育の評価おいては、子どもたちの「表現」の捉え方が重要である。「表現」を適切に理解するためには、子どもの内面世界に接近し、人間形成という広い枠組みの中で考察する必要がある。根拠のない推測ではなく、実際に現れている「表現」から、「思いや意図」を導き出すことができるような工夫が、教師には求められる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、芸術教育の評価体系や評価基準を再検討するための基礎として、芸術教育における成果の捉え方を根本的に問い直すことを試みた。教育現場においては、社会的な要求に対応すべく、評価の方法論に注目が集まりがちであり、その方法論の正当性や妥当性、あるいはその前提に目が向けられることは少ないからである。また、従来それぞれの領域にて論じられてきた教育学と芸術教育の知見を統合した成果は、芸術教科のみならず、学校教育全体の評価体系に繋がる視点であり、教える‐学ぶという旧来の教育そのものの見直しを迫るものである。
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