研究課題/領域番号 |
16K17453
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
坂田 桂一 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 講師 (80773366)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 技術科 / 教員養成 / 技能教授 / 教材開発 / 指導法 / 力量形成 / 技術科教育 / 教材 / 技術科教員養成 / 技能 / 映像教材 / 木材加工 / アクティブラーニング / 中学校技術家庭科技術分野 / 技術・家庭科技術分野 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、技術科教員養成において、技能教授に関する力量形成を図るための教材や指導法を開発することである。より具体的には①技能に関する教授内容を抽出できる能力と指導方法の習得を目的とした教材、②教授内容を抽出し、それを教材として構成する能力の習得を目的とした映像教材の製作課題、③体験をもとにした技能に関する授業研究の方法、といった3つの教材と指導法の開発と実践を行った。 実践の結果、学生らは技能の習得過程における自らの体験に基づき、その指導方法に関する学習を展開していた。このことから、技能教授に関する力量形成を図る際には技能の習得過程をいかに振り返らせるかが重要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、技術科の教員養成において、技能を教授するための専門的力量を形成するための取り組みは主に各教科専門の科目で行われてきた。ただしそこでは、実際の作業等を通して教員を目指す学習者個人の技能の習得を図ることが中心的な課題であった。 そうした現状に対し本研究は技能の習熟はもとよりその指導法に関する専門的力量の形成に注目した点に独自性がある。その上で、そうした力量の形成に寄与する教材や指導法を開発し、その有効性を具体的な教育実践をもって検証した点に学術的意義がある。
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