研究課題/領域番号 |
16K17455
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
岡本 牧子 琉球大学, 教育学部, 准教授 (00432906)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 教科教育 / 技術教育 / 生物育成 / 和紙原料栽培 / 教材開発 / アオガンピ / 栽培 / 教材化 / 和紙 / 和紙製作 / 中学校技術科 / 原料栽培 / 栽培管理 / アオガンピ栽培 / 技術科教育 / 科学教育 / 環境技術 |
研究成果の概要 |
本研究では、学校現場での原料調達を可能にすべく、中学校技術科の生物育成領域の学習教材として取り扱えるよう、アオガンピ(青雁皮)の栽培方法やコスト、学習指導計画等を提案し、沖縄県独自の和紙製造技術を教材化することを目的としてきた。事業初年度は、アオガンピの種子採取に成功したものの発芽につながらなかったが、種子の処理方法を検討し発芽率を8割程度まで高めることができた。また、和紙原料としてアオガンピを栽培するための定植場所の検討を行った他、育苗期や露地栽培移行後の土壌湿度管理について、プログラミング教材を利用した自動灌水装置の製作を行うことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学校現場で行えるアオガンピ栽培方法をまとめたことにより、中学校技術科教員はもちろん他教科や小学校の教員でも栽培が可能となり、教科横断的な学習活動や特別活動等において、沖縄独自のアオガンピを使った和紙製作を行える基礎資料を提供することができた。また栽培管理を行う方法として、プログラミング教材を利用した自動灌水装置の製作を行なったことにより、中学校技術科の生物育成領域と情報分野を融合した、学習効果・効率の高い教材テーマとして扱えるようになった。
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