研究課題/領域番号 |
16K17456
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 常磐大学 |
研究代表者 |
石崎 友規 常磐大学, 人間科学部, 助教 (60747020)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 理科教育 / 探究学習 / ナラティヴ / シュワブ / ブルーナー / 探究の全体像 / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究では、子どもたちが科学的探究を行う際に必要な、見通しを持って探究を行う能力を育成するための教授ストラテジーの開発を目的とした。特に、シュワブによる探究学習論とブルーナーによるナラティブ論を分析し、それらを融合させた教授ストラテジーを検討した。その結果、子どもたちが探究を進めるのに必要な、探究の進め方に関するイメージを持たせ、探究の多様性をも理解させるための方策として、探究を進めるうえでの困難点を含んだナラティブの重要性を指摘した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学校段階を問わず、科学的探究の指導において、多様な「探究の進め方」をいかにして理解させるかについては一定の見解が得られてこなかった。本研究の成果として提案する教授ストラテジーは、探究の困難点をナラティヴによって示すことで、探究の全体像と多様性を理解させるというものである。本研究の成果は、理科授業において子どもたちが問題解決活動や探究活動を実際に自分で進められるよう、その手掛かりを教師が適切に示すための基礎的知見になると考えられる。
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