研究課題/領域番号 |
16K17458
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 美作大学 |
研究代表者 |
工藤 千晶 美作大学, 生活科学部, 講師 (30715248)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ドイツ / クレッチュマーの音楽教育改革 / ケステンベルクの音楽教育改革 / 市民 / 学校音楽教育 / 学校外での音楽育成 / 教養 / 音楽教育改革 / クレッチュマー / ケステンベルク |
研究成果の概要 |
本研究では,クレッチュマーおよびケステンベルクの音楽教育改革を音楽的な「市民」の育成という視点から再考し,その特質を検討した。その結果,クレッチュマーの改革では,ドイツの全国民を音楽育成の対象としながらも,19世紀的な「教養」が有する特権意識が残っており,その視点から「市民」の音楽育成の拡充を図っていたこと,ケステンベルクの改革では,音楽育成を受ける対象が全国民へと拡大される中で,階層などの属性によって異なっていた音楽的な理想像が,「ドイツ国民」という括りで統一されていったことが明らかになった。
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