研究課題/領域番号 |
16K17468
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
田原 敬 茨城大学, 教育学部, 講師 (70735753)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 聴覚障害 / 聴能評価 / 環境音認知 / オーディオロジー / 脳科学 / 評価法 / 実験心理学 / 脳・神経学 |
研究成果の概要 |
本研究では,主に実験的な手法を用いながら聴覚障害者の環境音認知に影響を及ぼす要因を明らかにし,聴覚障害者の環境音認知を評価する手法について検討を行った。環境音認知に影響を及ぼす要因として,従来より指摘されてきた環境音の音響特性と聴覚障害者の聴力レベルに加え,環境音が生じ得る状況に関する背景情報,さらには環境音の聴取経験等が挙げられ,これらの要因を包括した評価法を検討する必要性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに聴覚障害者の環境音認知をテーマに扱った研究が少ないために,その実態が十分に明らかになっていないという課題が挙げられた。本研究によって,聴覚障害者の環境音認知に影響を及ぼす要因を中心とした実態が明らかになったことは,聴覚障害者の非言語音認知を解明する上でも学術的意義が高いと言える。また,聴覚障害児へ教育を行う際の根拠として活用できるという点で社会的意義も高いと言える。
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