研究課題/領域番号 |
16K17470
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 北翔大学 |
研究代表者 |
石塚 誠之 北翔大学, 教育文化学部, 講師 (90726118)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 学習障害 / 発達障害 / 読み困難 / 算数困難 / 早期支援 / スクリーニング / 読み障害 / 算数障害 / アセスメント / 特別支援教育 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は児童に対する学習困難リスクを早期に評価し、支援につなげる包括的なシステムの開発することである。本研究の結果、読み・算数のアセスメント結果と学習成績の関係、指導法・支援の実態、及びアセスメント実施手続きについて示唆を得た。加えて、児童の詳細な調査データの収集を行い、児童の実態に応じた支援につてい明らかにした。また、児童の実態に応じた指導手続き及びSDQを活用した教師の意識やコンサルテーション会議を通した支援等について検討した結果、SDQを支援計画に支援に反映させることの効果について明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学習障害に関する今後の研究では、いかにそれらの知見を教育現場において「運用」させていくかという視点が重要になると考えられる。本研究は、学習障害の支援手続きを、「学習障害早期支援プログラム」という具体的な形で教育現場に提供し、普及させることを目的としている点において、特色があるといえる。本研究の成果は、現在の学校現場が抱える諸問題に対して、効果的に取り組むための人的リソースを「学校内」に育てることを最終的な目的としており、そのような底上げは、あらゆる場面で児童の困難の「予防」にもつながると考えられる。
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