研究課題/領域番号 |
16K17474
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 東京農工大学 (2017-2018) 大正大学 (2016) |
研究代表者 |
三浦 巧也 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70735357)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 私立中学校 / 特別な配慮が必要な生徒 / 学校適応 / 特別支援教育 / 特別な支援ニーズ / 教育相談 / 特別な教育的ニーズ / 発達障害 / 教育系心理学 |
研究成果の概要 |
本研究は、『私立中学校に在籍する特別な配慮を要する生徒に対する学校適応支援ガイドブック』を開発し、その有効性を検証することを目的とした。 調査の結果、中学入試時の偏差値によって、特別な支援ニーズに相違がみられた。加えて、支援の困難さや対応の工夫について、性別に有意差が生じることが明らかとなった。また、発達障害の可能性がある生徒に対して実施した支援実践の効果も検討した。残念ながら、期間中にガイドブックは完成に至ることができなかった。しかし、研修会や学会での発表を通して、本研究において得られた成果を私立中学校の教員や関心のある研究者等に伝えることに繋がったと確信している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、国内の学校教育において期待されているものの、これまで我が国の特別支援教育のフィールド研究では取り上げられることがほとんどなかった私立中学校の支援研究における方法論のモデルとなり得る点が、学際的・教育実践的な意義としてあげられる。そして、本研究が私立中学校に在籍する特別な配慮を要する生徒の学校適応支援に有用であることが証明されれば、学校独自の現況に即した支援方法の構築の一翼となろう。
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