研究課題/領域番号 |
16K17490
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ材料化学
|
研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
伊村 芳郎 東京理科大学, 工学部工業化学科, 助教 (70756288)
|
研究協力者 |
河合 武司
伊村 くらら
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | ナノ粒子 / 形態制御 / 触媒 / 貴金属 / ナノ材料 |
研究成果の概要 |
金ナノ結晶は、形態により触媒能が大きく変化することが知られている。さらに、触媒能は、別の金属と合金化することで向上することも明らかとされている。本研究では、金ナノ金平糖、金-銀ナノ金平糖、金-パラジウムナノ金平糖の作製を行い、それらの触媒特性の評価に取り組んだ。その結果、合金化することでアルコール酸化反応に対して触媒能が大きく向上することがわかった。さらに、金平糖触媒は、球状ナノ粒子よりも高触媒能を示したことから、金平糖化および合金化は触媒能の向上に有効であることがわかる。また、ガルバニック置換反応により金-銀ナノ金平糖表面の銀原子を金原子へと置換することで、触媒能の更なる向上にも成功した。
|