研究課題/領域番号 |
16K17497
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ材料工学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
藤井 俊治郎 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 機能化学研究部門, 主任研究員 (80586347)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 透明電極 / グラフェン / 酸化グラフェン / 有機薄膜太陽電池 / 有機無機ハイブリッド / ペロブスカイト太陽電池 / 単層カーボンナノチューブ |
研究成果の概要 |
本研究では、ナノカーボン材料である酸化グラフェンとグラフェンを積層したオールナノカーボン電極を用いた有機太陽電池・ペロブスカイト太陽電池の開発を目指した。まず、酸化グラフェンを導電性高分子の代替材料として用いた有機鉛ペロブスカイト太陽電池の作製に取り組んだ。酸化グラフェンがペロブスカイト太陽電池のホール輸送層として、適用可能であることを明らかにした。さらに、酸化グラフェンをホール輸送とした場合の方が、太陽電池の性能のばらつきが小さいことが分かった。今後、ITO電極をグラフェンに置き換えることができれば、酸化グラフェン/グラフェンから形成されるオールナノカーボン電極の太陽電池の実現が期待できる。
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