研究課題/領域番号 |
16K17512
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
結晶工学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
新家 寛正 千葉大学, 大学院工学研究院, 特任助教 (40768983)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | キラル結晶化 / 光学捕捉 / プラズモニックトラッピング / Superchiral field / アセトアミノフェン / プラズモニック加熱 / キラリティ対称性の破れ / 結晶成長 / Optical Chirality / プラズモニックバブル / プラズモニックピンセット / 表面プラズモン / 物質キラリティ制御 |
研究成果の概要 |
本研究は、キラルな表面プラズモン近接場中で水溶液からのキラル結晶化を誘起し結晶キラリティを制御することを目的として実施された。金属ナノ構造体の表面プラズモン近接場より生じる電場勾配力により分子を捕捉することで結晶化を誘起するプラズモニック光学捕捉誘起結晶化を有機低分子で達成し、近接場中での核形成が可能であることを示した。再現性の確認を要するが、現段階においてキラルプラズモン励起下でNaClO3キラル結晶化を誘起することで僅かに両鏡像体の晶出確率に偏りを観測した。レーザーをナノ構造体に照射しバブルを発生させNaClO3キラル結晶化を誘起すると著しいキラリティの偏りが見られることを明らかにした。
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