研究課題/領域番号 |
16K17528
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
足立 俊輔 京都大学, 理学研究科, 准教授 (90431874)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 超高速分光 / 超短光パルス / 時間分解光電子分光 / 反応ダイナミクス / フィラメンテーション / ニトロメタン / 真空紫外 / 深紫外 / 二酸化炭素 / 量子エレクトロニクス / 応用光学・量子光工学 |
研究成果の概要 |
フィラメント中でのパルスの自己圧縮現象を世界で初めて深紫外域において実現し、パルス幅15fsの深紫外超短パルスをガスセルから直接得ることに成功した。真空紫外レーザーを用いた時間分解光電子分光により、フランの超高速無輻射緩和ダイナミクス、ニトロメタンの解離反応、ベンゼンの非断熱ダイナミクスにおけるメチル化の影響、二酸化炭素の真空紫外域光反応ダイナミクス、等の解明を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた15fsというパルス幅は、これまで実現されたサブmJ深紫外パルスの中で最も短いものである。本課題が研究対象とした超高速非断熱遷移は、紫外線による光損傷、光合成、視覚の制御を司るレチナールの異性化等、様々な光化学反応において見られる普遍的な現象である。
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