研究課題/領域番号 |
16K17646
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数学基礎・応用数学
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
土屋 翔一 専修大学, ネットワーク情報学部, 准教授 (10647564)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Halin graph / HIST / fullerene graph / plane graph / tree / 平面グラフ / 応用数学 / グラフ理論 |
研究成果の概要 |
本研究は,主に,特定のグラフクラスに対して,全域Halin graphの存在を保証する定理を証明することを目標として研究を進めた.平面三角形分割については,5-連結性を仮定しても全域Halin graphの存在性が保証できない無限系列が存在することがわかった.一方,禁止部分グラフを用いて全域Halin graphの存在性を保証するための定理を証明することができた.これにより,自明でないグラフクラスにおいて,全域Halin graphの存在性を保証する初の定理が得られた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グラフ理論では,木や閉路について多くの成果が発表されている.Halin graphの研究は木と閉路によって構成される構造について議論するため,木の研究と閉路の研究を結び付ける新たな研究が創生できる.そのような意味で,本研究は学術的に意義がある.また,辺の数の少ない連結度の高いグラフは,コストを抑えた強度の高い構造と関連があるため,応用面に活用することも可能である.
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