研究課題/領域番号 |
16K17657
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 筑波大学 (2017) 東京大学 (2016) |
研究代表者 |
渡邉 祥正 筑波大学, 数理物質系, 助教 (20586929)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 分子雲 / 星間分子 / 星形成 / 近傍銀河 / 星間化学 / 電波天文学 |
研究成果の概要 |
我々の天の川銀河や近傍銀河における分子雲の化学組成には多様性があるのか、それを決める要因は何か、についてはまだ十分に理解されていない。本研究では、分子雲の化学組成に着目し、その多様性の有無を探った。IRAM 30m(スペイン)、Mopra 22m(オーストラリア)、国立天文台野辺山45mなどの電波望遠鏡を使い、銀河系内と近傍銀河の分子雲を調べた。その結果、重元素の組成が似ている銀河同士は、分子の化学組成が似ていることが分かった。ALMAを使った高空間分解能観測では、分子雲同士の衝突により、化学組成が変化することも明らかにした。この結果は、銀河における星形成過程の解明につながると期待される。
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