研究課題/領域番号 |
16K17663
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
天文学
|
研究機関 | 国立天文台 |
研究代表者 |
岡本 丈典 国立天文台, アルマプロジェクト, 特任助教 (70509679)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | ひので / プロミネンス / 回転 / 黒点 / 磁場 / IRIS / 太陽 / アルマ望遠鏡 / スピキュール / コロナ加熱 / アルマ / 波動 / ALMA / コロナ / 波動加熱 |
研究成果の概要 |
太陽観測衛星「ひので」「IRIS」「SDO」及びアルマ望遠鏡など、現在利用可能な観測装置を駆使し、コロナ加熱問題に関わる太陽電磁流体現象の観測的研究を行った。成果として、(1)太陽縁のプロミネンスにおける特異な活動を調べ、磁場のつなぎ換えに起因する回転運動であることを見出した、(2)観測史上最強の黒点磁場を発見し、その生成メカニズムを明らかにした、ことが挙げられる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
太陽のみならず天体物理学全体の謎であるコロナ加熱問題を解くにあたり、太陽で見られる活動現象や磁気的性質を1つずつ明らかにすることが求められている。本研究では、プロミネンスの回転と強磁場生成機構に関する研究成果を得た。これらはフレアのような突発的エネルギー解放を伴わない静かな現象であるが、エネルギー解放や蓄積が準定常的に起こっていることを示しており、今後の太陽研究を行う上で重要である。
|