研究課題/領域番号 |
16K17691
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
六條 宏紀 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 研究機関研究員 (00725814)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ガンマ線天文学 / 宇宙線 / 原子核乾板 / 気球実験 / 素粒子実験 |
研究成果の概要 |
2015年5月に実施した気球実験で得られたガンマ線データを使い、エマルション望遠鏡のイメージング性能を評価した。 望遠鏡の4.4m上方に固定されていた“放球プレート”は、気球高度において入射する宇宙線(陽子)と反応し2次γ線を放出するため、望遠鏡の結像性能等のキャリブレーションに利用できる。100-300MeV帯域で結像した放球プレートのγ線イメージは、角度分解能(1° @100 MeV)から期待される広がりを示しており、エマルション望遠鏡がかつてない優れた結像性能を持つことを実証した。この成果は、エマルション望遠鏡による大面積かつ高解像観測が実現可能であることを示す重要な実績となった。
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