研究課題/領域番号 |
16K17695
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
平松 尚志 立教大学, 理学部, ポストドクトラルフェロー (50456175)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 宇宙論 / 重力波 / 宇宙マイクロ波背景放射 / 修正重力理論 / 宇宙紐 / 数値宇宙論 / インフレーション |
研究成果の概要 |
極初期宇宙(概ね宇宙が誕生した直後から38万年後頃までの宇宙)には、インフレーション、宇宙再加熱、真空の相転移など、様々な超高エネルギー現象が存在します。宇宙マイクロ波背景放射や宇宙背景重力波の観測から、その極初期宇宙の姿をどの程度明らかにすることが可能であるか、数値シミュレーションを実際に行うことで定量的にそれを評価しました。また、一般相対性理論を超える重力理論にも着目し、一般相対性理論からのずれを将来の観測からどの程度同定できるかについても研究を行いました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、形式的な議論もしくは定式化しかされていないような様々な初期宇宙の理論を、場の理論的シミュレーションや CMB ボルツマンソルバーを使って実際にシミュレーションすることで、様々な宇宙観測に対する理論予言を定量的に行った点に意義が有ります。観測機器の能力の飛躍的な向上が見られる近年、理論側でもこのような本研究のような具体化がより進むよう一石を投じることができたと考えています。
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