研究課題
若手研究(B)
本研究ではヨウ化カルシウム(CaI2)を用いて、暗黒物質探索を行うことが可能な新しい高感度シンチレータを開発し、その性能と将来性を評価した。石英封止型ブリッジマン法を用いて、CaI2結晶を作成し、NaI(Tl)の2.7倍に当たる107,000光子/MeVという大発光量を達成した。一方で強い劈開性により加工が難しかったため、Iの一部をBrで置き換えたCa(Br,I)2シンチレータも作成した。その結果、こちらも95,400光子/MeVとなり、暗黒物質探索に必要な大発光量を達成することに成功した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 5件、 招待講演 2件)
Ceramics International
巻: Vol. 43, Suppl. 1 ページ: 423-427
10.1016/j.ceramint.2017.05.249
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