研究課題/領域番号 |
16K17714
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
市川 裕大 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 先端基礎研究センター, 博士研究員 (50756244)
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研究協力者 |
佐甲 博之 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 先端基礎研究センター, 研究主幹 (40282298)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ガス検出器 / 放射線検出器 / 飛跡検出器 / ハドロン物理 / ストレンジネス核物理 / K中間子原子核 / TPC / GEM / 実験核物理 |
研究成果の概要 |
我々は、高性能三次元飛跡検出器「HypTPC」の開発を行っている。本研究の目的は、これまでTPCが達成している10^6 Hzのビーム強度耐性を一桁以上向上させることである。HypTPCは電子増幅部にGas Electron Multiplier(GEM)を使用している。本研究では、ビーム通過領域のみGEMを不感化できる不感化GEMを製作した。不感化GEMをHypTPCに組み込み、東北大学電子光研究センターにおいて、陽電子を用いた性能評価試験を実施し、不感化GEMが正しく動作していることを確認した。2018年7月には、HIMACにおいて陽子ビームを用いた最終の動作試験を実施する予定である。
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