研究課題/領域番号 |
16K17734
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
木原 工 東北大学, 金属材料研究所, 助教 (80733021)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 極低温 / 強磁場 / 強相関電子系 / 比熱 / 磁気熱量効果 / 物性物理学 / 磁性 / 熱量測定 |
研究成果の概要 |
定常強磁場マグネットと希釈冷凍機に搭載可能な高速比熱測定装置を開発した。本測定系では、0.1秒以下の時間で比熱測定が可能であり、これによって電子比熱と核スピン比熱とを緩和時間の違いにより分離できる。当初、この特徴を活かしPr系籠状物質における非従来型超伝導の起源解明を目指したが、試料の最低到達温度が予想以上に高く、冷凍機の改良の必要があることが分かった。一方、測定が短時間で完了するという本測定の特徴を活かし、すでに基礎物性を評価していたホイスラー合金NiCoMnGaの比熱測定を行った。結果、この物質の磁気熱量特性は、他の組成と大きく異なっていることが明らかになった。
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