研究課題/領域番号 |
16K17790
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
ラヌヴィル マチュー 東京工業大学, 地球生命研究所, 特任助教 (60739390)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | moon / planetary science / magma / ocean / magma ocean / Moon / Differentiation / Magma ocean / 数物系科学 / 地球惑星科学 / 固体地球惑星物理学 / 惑星形成・進化 / 月の初期熱化学進化 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、月の地殻の非対称性の起源を明らかにすることである。Fe/Mg比(Mg#)は経度で異なる。 鉄の原始マグマオーシャンの結晶時の液相分留が、月の地殻の非対称結晶化の原因であるかを検証した。 非対称性は、月の軌道が近接していた時期の初期地球上のマグマオーシャンの影響による可能性があった。 この影響を考慮にいれ、月の各半球の地殻成長速度を推計し、経度によるMg#を予測した。 さらに、衛星観測データから得られる地殻上層部の混合を再現すべく、月の成長初期の地殻混合度を与える海盆影響モデルを構築した。 本研究によりMg#の経度による多様性を説明できることを示した。
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