研究課題/領域番号 |
16K17802
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
時長 宏樹 京都大学, 白眉センター, 特定准教授 (80421890)
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研究協力者 |
謝 尚平 カルフォルニア大学サンディエゴ校, スクリップス海洋研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 北極温暖化 / 太平洋数十年規模振動 / 大西洋数十年規模振動 / 大気海洋相互作用 / 気候変動 / 海洋大気相互作用 / 太平洋数十年規模変動 / 大西洋数十年規模変動 / 太平洋十年規模振動 |
研究成果の概要 |
本研究は、20世紀前半に起こった北極域温暖化の要因を解明することを目的とした。研究手法は、(1)大気海洋の歴史的観測データセットを用いた統計解析、(2)大気大循環モデルを用いた数値実験、および(3) CMIP5 の計37個の大気海洋結合モデルによる長期コントロール実験を用いた統計解析である。その結果、太平洋数十年規模振動と大西洋数十年規模振動が共に負から正へと位相変化したのに伴い, アリューシャン低気圧とユーラシア大陸北部における西風が強化されることが分かった。これらの大気循環の変化により北アメリカとユーラシア大陸の高緯度帯において暖気移流が強化され、北極圏全体が温暖化することを突き止めた。
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