研究課題/領域番号 |
16K17850
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 (2019) 金沢大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
大橋 竜太郎 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 先端材料解析研究拠点, NIMS特別研究員 (50533577)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 固体NMR / 原子間距離 / 構造解析 / 分子構造 / 非晶 / 交換NMR / 同種核相関 / アミノ酸 / 固体 / 核磁気共鳴 / 非晶質 / 微結晶粉末 / 解析精度向上 / 炭素間距離の精度向上 / 新規解析方法の考案 / 多スピン系での問題点 / 固体NMR / 炭素間距離 / 立体構造解析 / ペプチド |
研究成果の概要 |
本課題では、固体NMRによる非晶性物質の構造解析を可能とするため、炭素13原子間の距離情報の精度向上を目的として研究を行った。成果の概要は以下のようになる。(1)炭素間の交換速度の数式を導出し、直接結合している炭素間で3%以下の精度で原子間距離を求めた。(2)1つの炭素のみを標識したアミノ酸において、12%以下の精度で炭素原子間距離が求められることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
非晶物質を測定できる固体核磁気共鳴で同種原子間の距離測定が可能であることを示したことで、今後非晶物質のナノスケールでの構造解析が進めやすくなる。また、1つの炭素のみを標識した試料での成果は、今後構造解析にどのような試料が向いているかの指針となる。
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