研究課題/領域番号 |
16K17881
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 (2017) 成蹊大学 (2016) |
研究代表者 |
西川 道弘 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, NIMSポスドク研究員 (60711885)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 錯体 / 発光 / 蛍光 / 塗料 / 酸素 / 色素 / 化学 / 光物性 / センサー |
研究成果の概要 |
真空中、窒素中、アルゴン中は、大気中に比べて酸素の濃度が小さくなっているが、目視で区別することはできない。我々は特殊なジホスフィンと銅イオンが分子レベルで結合した物質である色素を合成した。暗いところでは見えないが、ブラックライトを当てると青色に見える。これは発光(フォトルミネッセンス)と呼ばれる現象である。この固体は酸素の割合が小さいところでは明るい青色の発光に見える。これに対し酸素の割合が大きいところでは暗くて発光が見えなくなる。これを酸素を視覚化する固体発光と呼ぶ。この珍しい現象を示す固体について、新規化合物の合成と性質解明に成功し発光のカラーバリエーションを増やした。
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